【過去】狐の嫁入り

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♪~ こん こん こんこんこん こん こん こんこんこん 狐のお面を被った人たちが唄いながら行列を作る。 全員、提灯を持っていてまるで、狐火の様だった。 ♪~ こん こん こんこんこん こん こん こんこんこん 私は、ずっと御門くんに手を握られて引きずられるように行列に参加していた。 ただ、考えていたのは右手に持っている林檎飴を一人で食べれるかだった。
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