【過去】エプローグ
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「花火綺麗だね」 彼はいつの間にか、狐のお面を外していた…。 『あっ………!!』 そこには、幼い顔があった。 まるで、今まで太陽の下で遊んだことがないくらいに肌の色が白い。病気なのではないかと思うくらいだ。 「ん?どうしたの?」 彼はにこにこ笑っている。 私はふるふると顔を横に振った。
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