新たな日々

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新たな日々

さやを、私は自分の家へと連れ帰っていた。 何も話さなくともさやには、家族と言うものがないことを私は感じた・・・・ 今は1人っきりの生活に、さやが来た。 すっきり片付いている家だが、無機質で人の匂いがしない。 男1人に、小さな女の子のふたりだけだ。 ふっと。誘拐犯か、性犯罪者のたぐいだな、一歩間違えると。 笑うことさえ。忘れてたこの頃が。苦笑していた。 笑ったからなのか? お腹が、くぅ~くぅなり始める。 私が腹をすいてるなら、さやはもっと空いてるんじゃないだろうか。 っと、さやを見た。 さっきと違う、窓のとこにいた。 何かをみているのか?。 さやが、ふりむきなが言った。「お腹すいたね」
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