4人が本棚に入れています
本棚に追加
新たな日々
さやを、私は自分の家へと連れ帰っていた。
何も話さなくともさやには、家族と言うものがないことを私は感じた・・・・
今は1人っきりの生活に、さやが来た。
すっきり片付いている家だが、無機質で人の匂いがしない。
男1人に、小さな女の子のふたりだけだ。
ふっと。誘拐犯か、性犯罪者のたぐいだな、一歩間違えると。
笑うことさえ。忘れてたこの頃が。苦笑していた。
笑ったからなのか? お腹が、くぅ~くぅなり始める。
私が腹をすいてるなら、さやはもっと空いてるんじゃないだろうか。
っと、さやを見た。
さっきと違う、窓のとこにいた。
何かをみているのか?。
さやが、ふりむきなが言った。「お腹すいたね」
最初のコメントを投稿しよう!