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「デカいビルだな」
車を近くの駐車場に駐めた俺たちは、ビルの前にいた。
大きさと立地的に、どうやら非合法のものではなさそうだ。
「なあ、そろそろ教えてくれよ
ここでなにがあるのかさ」
「ああ、アンドロイドの人身売買」
「へえ・・・・・・えっ?」
アンドロイド?なにそれ?
「えっ・・・それってアシモとか?」
「はぁ?いつの時代のロボットだよ
今から行くのは正真正銘、人間型のアンドロイドだよ
しかも、可愛い女の子型のメイドロイドさ」
人間・・?可愛い・・?
「なんだよそれ・・ターミネーターとかかよ?」
「まあ、間違ってねえけど、可愛いんだって!
てか、行くぞ!」
「ちょ!まてよ!仮に本当だとしても、それって非合法じゃねえのか!?」
「大丈夫だって!ロボットなんだし!いいから行くぞ!」
本当に大丈夫なのかよ。
俺は友人に言いくるめられて、結局中に入った。
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