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勢いよく飛び込んで来たのは…
「もうすぐ午後の授業だからな?迎えに来てやったぞ、優しいな俺」
さっき巨人に連れ去られたはずの…
「三船希壱…」
ちびっこ希壱くん
「むはぁ、宮先輩。俺、あんたの事応援してるから」
「え、と…希壱くん?」
いまいち着いていけない俺の横で泣く子も黙るような眼光を放つ奏先輩を、全く気にしてないように笑うキィは、はっきり言って
「お前…何をニヤニヤしてんだよ」
気持ち、悪い
俺の意味不明の雄叫びも、それに起こされて、め、…めちゃくちゃ不機嫌そうな奏先輩にもお構いなく
「俺、マナと親友。ああ、俺って優しくて強いなんて困ったな。むはぁ」
なんか意味のわからん戯れ事をほざきながら相変わらずニヤニヤ。やだ気持ち悪い!
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