俺とお前

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プルルルルル プルルルル ヴーッヴーッヴーッヴー 携帯の電話の呼び出し音と共に連動してなるバイブ。 「おいおいもう1時だぞ…」 しかたなく俺はメトロノームを止めて電話にでた。 「…もしもし」 『あ゛ー雅樹?あのさー今からおれんち泊まりにこねー?』 「なんだよ急に。お前ひとりじゃ眠れないとか言うんじゃねーだろうな、おい」 『やだなー雅樹くんのお・ば・か・さ・ん(はーと)』 いっかい海の底に沈めてやろうかこいつ。
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