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電話の相手は昔から親友の神崎章太(カンザキ ショウタ)。
こいつも22才で一人暮らしだ。
『明日休みだしよー、久しぶりに雅樹と飲みてーなーって思ってさ!俺いまやっと家についたとこなんだよ。んでまぁ飲みてーし雅樹と久しぶりに語りてーし?そしたら帰るのとか朝方になっちゃいそうだからんじゃ泊まってけば?みたいなさっ』
「みたいなさっ…っておいおい…お前はいつも言うことやることが唐突すぎるんだよバカ」
『でもくるだろ?』
「…いく」
正直暇だったし、今回もこいつのわがままに付き合ってやろう。
いや、あのね…今までにも何回もあったのよこーゆーの。
『よしっんじゃー今から迎えにいくから用意しとけよ!15分ぐらいでそっちつくからまぁ用意できたら下降りてこいよ』
「了解」
『じゃぁまたあとでー♪』
プツッツーツーツーツー
パタンと俺は携帯を閉じた。
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