幽々子が出て来ると思ったら負け

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「はい。レミリアことレミ姉さんよ。何か、幽々子が家に来るとか来ないとかよく分からない運命を感じとったから、ここは現実逃避して緊急ニュース番組的な遊びをしましょう」     自室を改造しての大規模なニュース番組的な遊び   レミ姉さんがいつになくカリスマ(有限)を出しながら手に持っている紙に書いてある内容を読み上げていく   ちなみにカメラ等も紫から借りて配置済みである     「え~…なになに…?ん~…まあ、よく分からないけど色々あったみたいよ」   「お嬢様。言い出しっぺがグダらないで下さい」   「しょうがないわね…文屋の情報が正しければだけど、ちょっとした事件が起きたみたいね。現場にパッチェさんが行ってるみたいだから、そっちと中継を繋げてみましょうか」     レミ姉さんが指をパチンッ!と鳴らすと、レミ姉さんの隣に少し大きめなスキマが現れてパッチェさんの姿が映し出された   パッチェさんは映像が繋がった事に気が付いてレミ姉さんに向かって軽く手を振った     「パッチェさん聞こえるかしら?」   「勿論だマイハニー」   「そっちの様子を聞く前に一つ頼みたい事が有るんだけど良いかしら?」   「何だね?余に言ってみよ」   「帰りにプリン買ってきて」   「どうせ嫌だと言っても行かせるのだろ?そのぐらい構わない」   「流石パッチェさんね。任せたわよ。じゃあ、早速そっちの様子を聞かせて貰えるかしら?」   「うむ」     そう言われたパッチェさんは再度自身の周りを見渡した   そして、これだ!と頭で言葉を選んでから口を開いた     「まあ、色々と酷い状況だZE☆」   「そう。それは大変ね」   「二人共真面目にやってください」     おでこに手を当てて苦い顔をする咲夜が二人を軽く注意(ナイフを投げる)する
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