俺と魔王と入学式

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「まったく、入学式から遅刻なんてしたくないからね?」 「悪かったって つってもまだまだ余裕あんだろうよ」 この無駄に(身長は)大きくて黒髪ポニテで眼鏡の女は高嶺美貴(たかみねみき) 家が隣で小さい頃から一緒に居るから家族みたいなもんで で、美貴の憑き物が… 「美貴さんは10分前行動を心掛けてらっしゃいますから」 「いやこれ40分前に着くよ?」 「友達と話したいのよ 別にいいでしょ?」 「えぇお友達の鶏と楽しいお茶会です」 「ちょっと凉音!?」 「あら事実でしょう?」 高嶺凉音(たかみねすずね) 腹黒お姉様、とてもナイスバディで美しい方だ 何故俺の所に来てくれなかったのだ… 因みに雪女です 夏はそりゃあ大変ですさ 「ふ、普通に友達とも喋るわよ」 「なんじゃお主、友が居ったのか? 今度妾達にも紹介してくれんかの?」 「ま、真緒ちゃんまで…」 「お前らあんま美貴虐めんなよ ちゃんと美貴にだって友達いるだろ?」 「翔~~!!」 なに涙目になってんだよ 「人間以外に大人気だもんな!!」 「…翔?」 「なんdいって!?」 上から押さえ込まれてらぁ 「あたしだって…あたしだって人間の友達ぐらい居るわよー!!」 あ、逃げた 「あー…」 「「「美貴かわいいわぁ」」」
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