俺と魔王と入学式

7/8
前へ
/8ページ
次へ
「っと、その前に転入生の席だが…」 周りを見渡すが空いてる席はなく、代わりに机が置かれるであろう場所は空いている 「お前らのせkいてっ!?」 おぉ、千里先生が倖先生を芸人顔負けの鋭いツッコミを… 「あなた朝自分が用意するって言ってたわよね? まさかそれ言いたくて準備しなかったとか言わない…よね?」 …すげぇ黒いオーラ出してるんですけどこの先生 「すみません、忘れてました!!」 「威張るな馬鹿」 「しょぼん…」 「口に出すな屑」 「そこまで言わないでよ!!」 ケンカおっぱじめるつもりかよおい …しょうがないか 「先生俺達が用意するんで自己紹介しといて下さい 転入生の自己紹介最後にすれば間に合うと思うんで」 「…俺達とは妾も入っておるのか?」 「もちろん、ケンカ売った罰な?」 「うぬぅ…しょうがないのう」 聞き分けよくてよろし 「そうか、でも二人で大丈夫か?」 「机の在処さえ分かれば」 「5個あるのよ?」 「俺2個こいつが3個 何の問題もないっす」 「御主が3個の間違いじゃろ…」 「あ、俺1個の真緒が4個がいいな 馬鹿力だしいけるよな!!」 「妾が3個じゃな、了解した」 「ちょ、ちょっとあんた」 「ん?」 さっきの子に声を掛けられる 「さ、さっきのお詫びに私も1個運ぶわ」 「いや、自己紹介聞かなくていいのか?」 「そんなの皆初対面ならまだしもあたし達だけならあたし達だけ自己紹介して個々に挨拶した方が効率いいにきまってんじゃない」 「あー…」 「そういう事で、向河原先生いいですか?」 「…」 なんか倖先生が泣きそうなんだが 「向河原先生?」 「どっちの?」 やっぱり千里先生のがしっかりしてる気がするなぁ 「あ、千里先生に」 「…ぐすん」 あ、いじけた 「構いませんよ 職員室の隣にある会議室にあるのでお願いしますね」 「わっかりましたー 行くぞ真緒と…」 「響よ、乃木坂響」 「おう、行こうか響さん」 「…えぇ」
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加