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「ちょっと待てぃ!」
関矢丸彦は否定する。
「何だ関矢、もうお化け屋敷で決定の流れだが。」
「反対派の意見も聞いてもらおうじゃないか。」
「反対派はお前だけだろうが。」
「クラスの女子にはホラー物が苦手な者も居る。例え偽物でも血とか骨とか、お化け関係の物を見たく無い者だっているんだ。それはお客さんも同じだ。
入場料を取る出し物で好き嫌いの別れる物を出店するのはかなりリスキーだと思う。
それにお化け屋敷はネタをバラされればそれまでだ。リピーターは来ない。」
「く、何だと。そんなに悪く言うなよ!じゃあお前の言うリスクを取り除く様な出し物があると言うのか!?」
「あぁ、有るぜ。
それは…。」
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