話しかけないでくれないか

8/10
前へ
/24ページ
次へ
走ること一時間 俺は思い当たるところにつき 辺りを見渡し 宇野ちゃんを探した いた 俺は宇野ちゃんを見つけるなり 叫んだ 「宇野ちゃん!!」 「にっしー?」 「心配しただろ!」 「そっか…そうだよね」 元気ないな 「どうかした?」 「ううん…大丈夫」 「やっぱりここだったね」 「にっしーしかわからないね」 「俺と宇野ちゃんしかわかんない場所だよ」 「だね」 そう ここはいろんな事があった 色々経験した 大事な場所 「にっしーなら見つけてくれると思ったよ」 「なんでこんなことにいたんだよ」 「いつもだよ、悩んだりしたらここって決めてたの」 「わかってるよ、俺も時々くる」 ここは昔の彼女と宇野ちゃんとの思いでの場所
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

92人が本棚に入れています
本棚に追加