キヲク

話しかけないでくれないか

俺は宇野ちゃんを見つけた後

宇野ちゃんを家まで送り

少し話していた

「もう今日みたいに居なくなるのやめろよな」

笑って俺は言った

すると宇野ちゃんは元気に返事をした

「わかった、にっしー…」

「なに？」

「千晃にっしーのこと…」

「うん、わかってるよ！心配してたんだよね」

「千晃だけじゃないよ、日高も私も秀太もだよ」

秀太も？

なんでだ

俺はいま秀太に疑問しかない

なんで俺を心配するんだ

秀太が宇野ちゃんに対する気持ち

知っているからこそなのか

「もう心配はかけない」

「やくそ「西島!!」

宇野ちゃんがなにかゆうおうとするのを邪魔するかのように誰かが俺の名前を呼んだ

「しゅ…た」

秀太の顔には怒りが立ち込められていた

「なにしてんだ!!」

「何ってしゃべってんだよ！」

「お前…西島!!俺はお前を許さない」