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「いやぁ~
それ直してもらうための材料集めがめちゃくちゃ大変だったよ~♪」
大変だったというからには辛かったはず
なのにマスターはうきうきで楽しそうな感じだった
だが横には金髪のルナがその話を聞きながら
何かを思い出したのか暗い顔をしていた
どうしても心配で声をかけることにした
「ルナ大丈夫か??」
「あぁ…
けどロロ、マスターはウキウキなんだけど
俺はマジで死ぬかと思ったんだよ…」
「まっ…マジか…」
どうやらとてつもないことがあったようだな
とりあえずそれは置いといて
今さっきマスターから渡された「色」を鞘から抜く
刃はガラスのように透き通り
光が反射しとてもきれいに輝いている
「マスターありがとう」
「いいんだよロロ♪
だって元は俺のだったし
それにこの武器を最大限に使いこなせるのは
多分うちのギルドではロロだしね♪」
自分の能力が高く買われているのはとてもうれしい
なんで自分に合っているかというと
魔法は普通人それぞれ得意不得意があるが
自分はいろいろな属性の魔法が
使え
それを刀に影響させることもできる
そしてこの刀は魔法に応え
いかようにも姿を変える刀
だから使用者に俺が選ばれたってわけ
それにしても事件も終わったとこだし
任務終わって帰ってきたばっかでもあるから
自分の家に戻ってゆっくり休むことにするかな
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