暴走の剣士

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足音だけでなく 外からはまるで荒れ狂う獣の咆哮のような 地に響く轟音が鳴り響く 振り向くと上下黒の服装に金髪の人ともう一人 寝癖でボサボサの黒髪に 何故かゆるゆるな服装をし 腰には刀を差した ふわふわした男が立っていた 「……マスター!?」 「ただいまぁ~♪ ロロおかえり~! って何これ!?」 間違いなくこのギルドのマスターだ 見た目はふわふわだし 喋り方も少し幼い だが実力は本物 そして俺の師匠でもある 「ん?? 敵かぁ…… まぁ随分早い剣さばきだね♪」 その言葉の直後 俺の横にそよ風が吹いた そう思った時には鎧は空中でバラバラになっていた どうやらマスターが一瞬で片付けたらしい 恐ろしいってか普通に怖い…… そんなマスターが俺に 「そういえばロロ! あれを直してもらったよ♪」 そういってマスターは1本の刀「色」を俺に渡した
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