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【霊鬼について】
神奈備の森には、黒いボロを着た皮膚のただれた人型の亡霊がいます。
これらは「人の怨念・情念」から生まれたもので、どんなに倒しても限りなく生まれてくるものです。
榊山の黄泉隊・大江組は日々、これらを退ける為に動いています。
榊山には元締が張った結界のお蔭で霊鬼は街中に入ってくる事はありません。
大江組の丑寅山は勾配の激しい岩山の為、滅多に霊鬼の侵入はありません。
しかし、「神便鬼毒酒」(次ページにて解説)が現れた事により力を増し、今では以下のような種類が出ています。
●通常霊鬼
老人のような外見で黒いボロを着、ただれた皮膚をさせた霊鬼。まれに石や木端を持って襲って来るモノもいるが、基本喉を狙って噛みついてくるモノが多い。
「アー」「ウー」など言葉をしゃべれない。
●巨大化霊鬼
通常霊鬼が毒酒の影響で錯乱し、共食いをしてできた肉塊の化け物。5~6個ほどの顔を持っているのでそれをほぼ同時に潰さないと倒せない。
ぼそぼそと呟くように「イタイイタイ」「クルシイ」「オナカスイタ」など単語を言っている。
●成体霊鬼
肌が紫色で若い身体を有し、ボロではなく黒い外套を纏って、日本刀を手にした霊鬼。鬼や黄泉隊隊員と個々の実力に大差が無い。
この霊鬼とは会話が出来る模様。
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