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ホノルルに着くと、いよいよ入国手続きだ。
俺は海外旅行の何が一番嫌いかと言うと、入出国手続きだ。
とにかく時間がかかる。
パスポートを出して、指を機械に当てて、質問を受ける。
俺はカタコトの英語で答えた。
入国手続きが終わると、俺はやっと一服
( ̄^ ̄)y-~~
久しぶりに吸うタバコで頭がクラっとする。
タバコを吸い終えるとバスに乗って一路ホテルへ。
しかし、チェックインは出来ない。
まだ昼過ぎだからである。
俺達はワイキキの街をひたすら歩いた。
そして、早速アメリカの洗礼と言うか、ここがアメリカだと言う事を認識させられる出来事があった。
知っている人も多いかとは思うが、オオム親父の出現である。
俺達は正に引っかかった。
オオムを頭の上に乗せられ、手のひらに乗せられて、写真を撮り10ドルの請求をされた。
俺達は決して払わなくても良かったのだが、払ってしまった。
(T_T)
そして、ワイキキ名物の射撃を楽しみ、足が棒になりかけた頃、俺達は今度はトロリーバスに乗る事にした。
バスに乗って、座ってワイキキを見学するのが俺の狙いだ。
トロリーバスはホノルル動物園の前を通り山道へ。
途中、景色の良いところで下車して記念撮影。それを勧めてくれたのはバスの運転手さんだったが、俺達には何を言っているのかが、さっぱりわからなかった。
運転手さんが、席を離れジェスチャーを交えながら話をしてくれたところで俺達にもやっと理解が出来た。
記念撮影を終えると今度はダイヤモンドヘッドへ。
ほとんどの人達が降りる中、俺達はずっと座っていた。
そう、目的は一周する事にあったからである。
そして、バスは俺達を乗せたままワイキキの街に戻ってきた。
しかし、俺達が乗ったところにはたどり着かない。
内心不安な気持ちを抱いたまま俺達はバスに乗り続けた。
「トロリーバスだから一周するんだよね」って皆で口を合わせながら。
そうこうしているうちにバスはホテルをどんどん離れて走って行った。
さすがに、この頃にはバスの運転手さんも、俺達がいつになっても降りない事に気付いて、ひたすら英語でアナウンスしてくれていたのだが、俺達には届かない。
遂に、バスの運転手さんは見かねて、停留所で止まった際にバスから降りて、どこかのツアーの日本人ガイドさんと話始めた。
(写真はダイヤモンドヘッドに向う途中の景色が綺麗なところ)
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