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ある日の朝…
一人の少年が朝焼けの道を歩いていた。
彼の名前は、紅 渡
父親の紅 音也が作ったバイオリンを越えるバイオリンを作る為に日々工房で、バイオリン作りをしている。
渡は『この世アレルギー』で外に出かける時は、いつも黒のパーカーとフードを被りマスクを付けて外に出ていた
まるで………不審者……
近所からは、不審な目で見られる毎日だった。
それでも格好を変えずいつものように暮らしていた。
そんな渡の家では、バイオリンの形をした木の箱の中にコウモリのようなものが入っていた。それは、キバット三世という渡にとってはとても大切なものだった。
「渡~どこに行ってたんだ?」
「散歩だよ」
渡は、あまり朝が好きではない為日の昇る前に外に出て散歩をしたりして、日の昇ってくる頃に戻ってくるという生活をしていた。
ピ~~ン
「渡、ファンガイアの反応だぞ」
「分かった!」
渡は、ファンガイアを倒す為に外に飛び出して行った。
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