プロローグ

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ピーポーピーポー ザァー 救急車の音と雨の音が鳴り響く ここは町から少し離れた空き地 立っているのは少年1人 少年の前には倒れている数十人の男たちと… 腹から血を流している少女だった 「ハァハァ」 血を流している少女を見て少年は目から涙を溢した 「な、奈波?おい、起きてくれよ…」 しかし血を流している少女は反応しない 「奈波…奈波ーーーーー」 少年は泣き叫ぶかの様に少女の名を呼んだ 少年は少女を失った悲しさに気絶してしまった 救急車がついたのはその後だった
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