未知の世界へ

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「ららら-.ららら-」 美しい声が夜空に響きわたった. 「あ-あ-.今日が最後か.私もやっと…美容師に.」 私は美城 愛美. 慎重は低くてすごく童顔なのがコンプレックス. ホントに中学生とかに間違われて… ホントは18なのに… 車の免許だってしっかりもってる. でも芸能事務所にスカウトとかよくされて. でも私も明日から夢の美容師… 「キャッ😭.」 道を歌いながらボッと自転車をこぎ帰っていた途中に悲劇が起こった. 恐る恐る目を開けた. 「絶対…ひいたよね?まさか…人??」 人じゃないことを願いながら目を開けるが願いもむなしく人だった. 「あっ!!大丈夫ですか??」 男性だった. 長い髪…私より長い. 髪を後ろにかきあげながら 「ぅん、大丈夫.」 クールに答え立ち上がった. 「はぁ.良かった.ホントにすみません.ボーッとしてて…」 「全然大丈夫だから… 気にしないで」 今度は笑顔で答えた. 「ホントにすみま… はっ…」 「じゃあ…俺は大丈夫だから.気を付けろよ」 そういって男性は立ち去った. 「…かっこ良い….」 ボーッとしながらも理性は失わないようにして立ち上がった. 「ん…これはあの人の手帳… 相原 守…さんか…」
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