貴方の次に愛せる人を。

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公園をふらふら たまにこちらを振り向く君 話し出せない君と僕。 想いは同じなのに。 やぐらで二人。 隣同士に座りながら たどたどしく僕を好きだという。 一緒にいたいという。 めんどくさい僕も 君のいうことなら めんどくさくないって。 車で会いに来るって。 できることするって。 優しい不器用な君。 頭をつんとしたり 頬をつんとしたり 手をつついたり 手を繋いで引き寄せた。 好きかなんてわからないけれど メールが嬉しい。2人で遊びたい。一緒にいたい。そんなことを想うのは確かなの。 飲み会があるから とりあえず行こうってなって なんだかよくわからなくなって だけど 「ぽち」 「ん?」 両手を繋いで そのまま引き寄せて抱きついた。 ぎゅーってした。 そのまま手を繋いで歩いた「...好きになってくれて、ありがとう」 「ありがとうってなんかちがくない?」 「いや、でもこんなやつを好きになってくれたから、ありがとうって」 恋人繋ぎ。 「道路になったらはなしていい?」 照れくさそうにもどかしそうに 可愛らしい人だ。 だけど繋いで歩いてくれた。 優しい人だ。 居酒屋に行く途中の階段。 「ぽち。待ってて。私にはケリをつけなきゃいけないことがあって、それが終わるまで待ってて...。」 「待ってる」 「あ、いや待ってなくてもいい」 「え、いいの」 「えっと、待っててって言ったけど'なんだこいつ'って思ったら待たなくていいです。」 「待つよ」 もう にやにや です。 飲み会の後 会ったら 「ぽち」 「ん?」 「...私と付き合ってくれませんか?」 「...いいの」 嬉しそうな顔に何回も頷いた。 「もっと待つかと思った(笑)」 「よよよよろしくお願いします。」 手を繋いで歩いた。 るんるん手をふった。 帰り道も手を繋いで歩いた。 幸せもんだな。 2012/08/17記念日
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