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君がこの町から消えたのは
いつの頃だったんだろうか
君の笑顔が、泣き顔が、怒った顔が、
僕の前から消えたのは
僕はいつだって君だけを見て
君の未来だけを見て考えていたのに
いつから...
君が僕を見なくなったのは
いつから...
君をあんな顔にしていたんだろう
君をあんな顔にさせたくなくて
僕は頑張ったと言うのに
その頑張りが君には重荷だったんだろうか
僕だけを見てほしくて
僕だけに笑いかけてほしくて
僕だけを感じてほしくて
僕だけが君を見ていたくて
僕は君の未来をがんじがらめに縛り付けてしまいたかった
それは僕にとっては僕にできる最高の愛情だけど
君にしたらただの僕の自分勝手の自己満足なんだよね
君には悲しみ、苦しみでしかなかった
君は僕の知らないところで
僕の鎖で縛られ動けず
ボロボロだったんだよな
僕は最後まできずくことができなかったよ
君が消えてやっと
君の友人に悟られてやっと
分かったんだ
君がどれだけ傷ついていたのか
ボロボロだったのか
分かったんだ...
君が突然消えて居なくなった
部屋から君からの最後の手紙
見つけたんだ
それを見た瞬間僕は涙が溢れるのを止められなかったんだよ
君をあんなにボロボロにして
君を汚したのに
その手紙には君からの最後の愛情が溢れていた
僕にどんなに縛り付けられても
傷つけられても
僕を嫌いにはなれなかったと
僕に別れを告げられたかったと
でも...このままじゃ駄目だって
このまま私があなたと一緒にいても
どちらの人生もダメになるから
私はあなたから離れるんだと
いつか二人が強くなって
お互いを信じ合い、本当の愛を
見つけたときに
今度こそ人生を添い遂げようねと...
この手紙を見れば痛いほど、
君の思いが心に突き刺さり染み渡ってきたんだ
僕はただ一人になりたくなかったのかもしれない
孤独な毎日を送ることが
怖かったんだ
弱い僕には君を縛り付けることでしか
心を満たすことができなかった
本当にごめん...
ごめん...
僕は決意するんだ、君を今度こそ
本当の愛で、
僕の大きな背中で君を守り抜くって
僕がそんな男になるまで
君は待っていてくれるかな
君がどこにいても探しだして
抱き締めるよ
そのときは笑顔で会いたいよ
永遠の愛を君に捧げるから
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