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否、吹き飛んでいた。変態の手からでた手圧により吹き飛び、後ろの壁に突き刺さっていた。
そして、変態は一言「お前うざい」と言うと風となり消えていた。
帝達は皆呆けていた。全てが一瞬の出来事で一体奴は何をしたのか? それが全くわからなかったのだ。
つまり先もいった通り手圧で吹き飛ばしたのだが、それかあまりにも速く唐突なものであった為、帝達は何をしたのか理解するまで時間が掛かったのだ。
吹き飛ばされた本人も何をされたのか解っていない。解っているのは肋の骨に皹が入っていること、それと右肩から左腰までざっくりと刃物のようなものに刻まれた痕が残り、のたうち回りたい程の痛み残るのみである。
そして、ジジィが一言付け足す「奴の名は霧裂 迅。ランクは0じゃ」と
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