紙が貰えるなら

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それを言い終わった直後灰色のマントを羽織った男が口を挟んできた。 「……お前は何様のつもりだ? ランク2ごときが対等に話していい相手で場所だと思っているのか?」 その問いを華麗にスルーして変態は話続ける 「で、どうなんだ彼処にいるくそったれは置いといて、ジジィはどうなんだ?」 ふぅと息を吐くとジジィは一言「任務は貴様に任せる」と言った。 その言葉に一同は唖然、1人は怒りが生まれていた。 そして、怒号が響き渡る。 「小僧! 私の声が聞こえなかったのか! もういい、わからないのなら私が貴様を謝るまで絞ってやる!」 その言葉と同時に部屋がかわり、闘技場にやって来た。総隊長は「やれやれ」と呟いている。 2人は向かい合う形になり、片方は変態を睨み付けている。 そして、奇襲とも言えるほどの速さでいきなり攻撃を仕掛けた。 バリスタの如く巨大な矢でその身は黒く音速程の速さで変態に突き刺さる。 しかし、変態は見向きもしないで矢を手で弾き落とし、手を横に素早く振ると先程まで大口を叩いていたマント野郎が消えていた。
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