12人が本棚に入れています
本棚に追加
近年世界中で荒神と呼ばれる生物が世界を蝕んでいる。
彼ら荒神は生物を喰らい、街を喰らい、凄まじいスピードで変化している。
力も財力も無い者は壁一枚で覆われる居住区で荒神の驚異に震えている。
そして、今日もまた…
荒神による被害が訪れた
男「逃げろ!!荒神だ!」
僕は荒神が居るにも関わらず足がすくんで動けない。
目の前を大人達は我先にと走り続ける。
大人とは残酷なものだ。
死を覚悟する僕に1人の少女が手を差しのべてくれた。
少女「大丈夫?」
肌が白く身体の細いショートヘアーの娘だ。
何度か見かけてはいるが名前はしらない。
僕「あ、ありがとう」
少女「さぁ、行こ」
少女に腕を引っ張られて僕はその場から立ち去った。
最初のコメントを投稿しよう!