12人が本棚に入れています
本棚に追加
ユキヤ「そういや羽根生えてるけど飛ばないな…。見せ掛けか?」
コウタ「オシャレだろ!」
アリサ「そんなわけないじゃないですか…。…ドン引きです」
リンドウ「っとか、言ってると飛ぶぞ?」
コウタ「あ、飛んだ」
荒神は虫のような羽根を広げ空へ浮かぶ。
リンドウ「なんか来るかもな~。全員警戒しとけ」
ユキヤ(なんだ?アレは?)
ユキヤは目を凝らし、荒神の額を見る。
ユキヤ(眼?)
荒神の額には三つ目の眼が現れた。
ユキヤ「あの眼から何かくるかもしれない!」
《ビュゥゥウン!!》
荒神の眼からは黄色い光が放たれた。
光は地面をえぐりながらコウタに向かってゆく。
コウタ「な、なな!?」
旧型の銃身に盾は付いていない。
ユキヤ「クソ!」
コウタ「うわぁぁ!!」
コウタはどこまでも追ってくる光を左右に走りながらかわす。
ユキヤ「攻撃するにも高すぎるな…」
ユキヤ「アリサは銃撃しといてくれ。リンドウさんは、俺が跳んだら。俺に向けて威力の高い弾を撃ってください」
リンドウ「ん?了解!」
最初のコメントを投稿しよう!