エピソードⅡ

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ユキヤ「そういや羽根生えてるけど飛ばないな…。見せ掛けか?」 コウタ「オシャレだろ!」 アリサ「そんなわけないじゃないですか…。…ドン引きです」 リンドウ「っとか、言ってると飛ぶぞ?」 コウタ「あ、飛んだ」 荒神は虫のような羽根を広げ空へ浮かぶ。 リンドウ「なんか来るかもな~。全員警戒しとけ」 ユキヤ(なんだ?アレは?) ユキヤは目を凝らし、荒神の額を見る。 ユキヤ(眼?) 荒神の額には三つ目の眼が現れた。 ユキヤ「あの眼から何かくるかもしれない!」 《ビュゥゥウン!!》 荒神の眼からは黄色い光が放たれた。 光は地面をえぐりながらコウタに向かってゆく。 コウタ「な、なな!?」 旧型の銃身に盾は付いていない。 ユキヤ「クソ!」 コウタ「うわぁぁ!!」 コウタはどこまでも追ってくる光を左右に走りながらかわす。 ユキヤ「攻撃するにも高すぎるな…」 ユキヤ「アリサは銃撃しといてくれ。リンドウさんは、俺が跳んだら。俺に向けて威力の高い弾を撃ってください」 リンドウ「ん?了解!」
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