エピソードⅢ

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ユキヤ「………」 コウタ「どうした?新種を倒したってのに浮かない顔してるな?」 ユキヤ「まぁな…」 レーザー型の濃縮バレットを受けた荒神の顔は、吹き飛んでいた。 リンドウ「ユキヤ。浮かない顔するな。お前が悪いわけじゃない」 アリサ「どういう事ですか?」 アリサはキョトンとした顔でリンドウを見つめる。 リンドウ「ここは新種の荒神をつくる場所、とか言ってただろ?」 アリサ「え?はい」 リンドウ「さっきの荒神。確証は無いが人が主体に造られた荒神だろう」 アリサ「え?」 リンドウ「少なからず、人を大量に食わせた荒神だろうな」 コウタ「じゃあ、倒さない方がよかっ…」 ユキヤ「んなわけねーだろ?喰わなきゃ喰われる。それに、あんな姿のまま放っておけない…」 リンドウ「そうだ。人があんな姿では報われない」 アリサ「……」 ユキヤ「俺達は、明日に喰らいつかなきゃいけない。何が相手でも」 コウタ「……」 ユキヤ「俺達がしなきゃいけない事は、同じことをさせない事」 リンドウ「これ以上、無駄な犠牲者は出せないぞ」 ユキヤ(絶対にアイツ等はぶっ潰す!!)
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