・夏生瑞希

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仕事が終われば、そそくさと帰り、会社の飲みは勿論、友人とも遊びに行く事は無い。むしろ、仕事意外に付き合わなくて良い関係を築き上げてる様にも見えた。 それが瑞希をベールに包み、外見だけでなく存在をも神秘的に見せているのだけれど、当の本人にはそんなことはどうでも良いようで…。 「優くーん!好き!んー」 外で話すより2倍近く高い声で彼氏の優希に甘え。キスをせがむ。 瑞希にとっては、この時間が全てだった。
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