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「ちょっと待って、勘違いだきっと・・・中二病じゃない?」
「でも・・・」
チリンチリン
「いらっしゃ・・・あー輝(ヒカリ)。あんた学校は?」
「ダルいっすよ。ってかココオレンジジュース売ってませんでした!?」
輝?聞いた事ある気が・・・。
輝って人を見ると、どこかで見覚えがある。
「あ・・・ひかちゃん!」
そうだ、幼稚園の頃大好きだった輝だ!
「・・・え?美実?何か変じゃね?」
ひかちゃんが私に気づいてそう言うと、恵梨子さんが反応する。
「あんたらダチ?」
「んーまぁ、そんなのっすよ。ってか、あんたツイッターにコンビニでたまりなうっつってなかった?」
「それはちげー方の美実だよ」
ひかちゃんの問いに飛鳥が答えてくれた。ってゆうか、美実って言ってくれた。
「何ソレ?」
ひかちゃんは超飛鳥を馬鹿にした顔をしている。・・・と、ひかちゃんの携帯が鳴る。
「?・・・あ?何で美実から着信着てるの?」
私の顔と携帯を交互に見ながら顔を青ざめさせる。
「輝、出てみて」
「あ、はい・・・もっしー?あ、ちょ恵梨子さん!」
と、恵梨子さんはひかちゃんの携帯を奪ってオンフックにした。
『もし?輝?お前コンビニ集合ー』
「は?無理だから」
『無理じゃねーだろぉ?調子乗りやがって』
やっぱり、この世界の私とこの世界のひかちゃんはあんまり仲良くないんだ。
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