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「姉貴ー、そこの信号までしゃダメ?」
私服に着替えた飛鳥さん?がレジの方に来た。
「ダメ」
「・・・はい」
恵梨子さん、黒いオーラ出しすぎ・・・。飛鳥さんちょっとびびってる。
「お前、名前」
「え、あ!私?えっと美実です」
「え?チビり?」
「ちが「行くぞ、チビり」
違ーう!!
私は心の中で叫びながらうざ飛鳥についていった。
ってゆうか何なのチビりって・・・チビの方がマシじゃない?あー・・・もう!
「あ、私の家・・・」
あれ?何で私の家?学校に向かってるよね?何で?
ガチャ
「は?おい」
中から誰かが出てきて思わず電柱に隠れた。
ウソ・・・お母さんは仕事でたし、中には誰もいないハズ。
「わ・・・たし?」
中からあくびをしたダルそうな私が出てきた。そして頭にある事がよぎって私は思わず走り出した。頭の中が凄いゴチャゴチャしてる。考えたくない。考えられない事が起きた。
ワタシハ、ミズタマリノナカノセカイニキテシマッタ・・・?
「はぁっ・・はぁっ」
めーいっぱい走って、しゃがみ込んだ。
ウソ・・・どうして!!?嫌だ・・・信じたくない・・・信じられない。
「足は無駄に速いのな・・・」
振り返るとポッケに手を突っ込んだ飛鳥がいた。
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