第一章

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「ごめんね。ありがと」 摩亞夜は龍雅におぶられて 階段まで運ばれた。 『今日はもう帰るか?』 「うん。そーしよ。」 摩亞夜は下を向きながら小さくいった。 『あーっ!!忘れてたっ、今日俺留守番だっ』 「なんで?」 『親が旅行いった!今日!』 「一人とか寂しいねっ」 摩亞夜が笑いながらいった。 『一人とかがちでつまんない。』 「うちがいってあげてもいいよ?」 『えっ?がち。んじゃあ、きて。』 「うん、いくね」 私たちはちなみに中学三年だ。 龍雅たちはもースピードで家に帰った。 「ただいまー」 「おかえりなさい。」 「今日、龍雅んちに泊りに行くから!」 「迷惑かけないようにね!」 「わかってるよー」 「行ってくるねー!」 「行ってらっしゃい。」 (((ガチャ)))) 『よし行くかっ。』 龍雅んちは摩亞夜んちの隣だ。 ((((ガチャ))))) 『家の中真っ暗だしっ!』 「電気つけてよー」 ((カチ)) 『おっ、明るくなったっ。』 『今日は疲れたー。はらへったし。』
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