第一章

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キーンコーンカーンコーン やばい、学校初日なのに遅刻しちゃうー。 いそがなきゃ。 摩亞夜は急いだ。 摩亞夜は中学2年生のごく普通の、女の子。 あー、やばい、やばい、! 三階とか登るの大変だわあー 「ギリギリ間に合ったー!」 はぁはぁ。 体力なさすぎてこまるよね。 『おまえ息荒いなっ!』 話しかけてきたのは 隣の席の龍雅。 摩亞夜と 龍雅は幼なじみだ。 「しょうがないじゃーん。全速力で階段登ってきたんだからぁー」 『もっと早く起きろよなっ』 「龍雅に言われなくてもわかってるよー。朝、目覚ましが聞こえないこら起きれないんだもん。」 『しゃーねーなぁー。朝俺が起こしにいってやるよ』 「まぢでー!ありがとぉー!!」 『おうっ』 その日の放課後、摩亞夜やウキウキしながら家に帰った。
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