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キーンコーンカーンコーン
やばい、学校初日なのに遅刻しちゃうー。
いそがなきゃ。
摩亞夜は急いだ。
摩亞夜は中学2年生のごく普通の、女の子。
あー、やばい、やばい、!
三階とか登るの大変だわあー
「ギリギリ間に合ったー!」
はぁはぁ。
体力なさすぎてこまるよね。
『おまえ息荒いなっ!』
話しかけてきたのは
隣の席の龍雅。
摩亞夜と 龍雅は幼なじみだ。
「しょうがないじゃーん。全速力で階段登ってきたんだからぁー」
『もっと早く起きろよなっ』
「龍雅に言われなくてもわかってるよー。朝、目覚ましが聞こえないこら起きれないんだもん。」
『しゃーねーなぁー。朝俺が起こしにいってやるよ』
「まぢでー!ありがとぉー!!」
『おうっ』
その日の放課後、摩亞夜やウキウキしながら家に帰った。
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