4人が本棚に入れています
本棚に追加
『んじゃ、どこいく?』
「んー、どこでもいーよ。」
どこでもいいのかよ。
まじ困る。あー、どこにしよっかなー。
『っ、いく場所ねぇーから
公園でも行こうぜ?』
「いーよ。」
2人は公園のベンチに座った。
『ちょっとまってて』
「うん」
龍雅、どこに行ったんだろ。
龍雅はうちのこと、どー、思ってんだろ、やっぱただの幼なじみとしか思ってないよね。
こんなに近くにいるのに
こんなにも遠い。
幼なじみってこんなにも
切ないんだ。
『待たせてごめんな。』
摩亞夜は暗い顔をしていた*
「大丈夫だよ。」
『ほらっ、ジュースかってきたよ。』
『オレンジジュースとカルピスどっちがいい?』
「オレンジジュース」
『ほらよっ!はいっ。』
「ありがとっ」
『ふぁー。やっぱカルピスうまいなっ』
「ちょっと飲ましてー!とかいってー、」
うち、なに言ってんだろ。
最初のコメントを投稿しよう!