第一章

7/11
前へ
/11ページ
次へ
『ほらよっ。のめ!』 えっ?まさかの間接キスっていうやつー。 「ありがと。つか、いいの?」 『おう。おまえなら。』 「おまえならってなんでー?」 まさかの、うちのことが好きなのかな。 『おまえは幼なじみだからなっ。』 俺、嘘ついちゃったよ。 本当は、本当はあいつのこと 好きなのに。 「だよねー。幼なじみだもんね。」 何うち、勘違いしてんだろ。 やっぱ、幼なじみとしてしか 見られてないんじゃん。 うちと、龍雅は ただの、 ((幼なじみ))
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加