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言われたとき、世界が本当に一瞬止まったように見えた。
断られるのはわかってたことだけど、
「ありえない。」なんて言ってくるとは思わなかった。
空はすぐ教室を出て行った。
空が教室から出ていった途端に、
涙がでた。
みんなが寄ってきて、
なぐさめてくれた。
たとえ、外見だけで、みんなが心の中ではなぐさめようなんて思ってなくても、
あの時のわたしにはとても大切だった。
嬉しかったよ。
家に帰ってもたくさん涙がでた。
親には泣いてるなんて絶対気づかれたくないから、夜いっぱい泣いた。
涙ってなかなか枯れないね。
わたしには「ありえない。」の言葉だけが、
深く心に突き刺さった。
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