海咲の恋。

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「わたしが空に告白したのは、杏ちゃんに告白させるためだよ~^^」って。 自分で吐きながら、馬鹿じゃないの?自分。とか思った。 でも、いまここで好きだったことを言ってしまったら、 海咲の脳の片隅に残ってわたしに遠慮とかして前に進めないんじゃないかなー。って。 それと、わたしの強がりでもあった。 だからわたしは一つの嘘を吐いてしまったんだ。 これから起こることもなにも知らずに。
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