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その後の彼女は、まるで女優の様だった
警察が来た途端表情を変え泣きじゃくり、警察官にすがりついた
全てを聞いた若い警察官は同情し、彼女を優しく家まで送った
そして、部屋に入り一人になると何も無かったかの様に夕飯を作り食べ始めたんだ
突然の彼女の変わり様に、驚きを隠せず呆然と立ち尽くす僕
そんな僕に、彼女は話しかけてきた
「ねぇ…どうして、あの女だけだったの?あの男も消してくれて良かったんだよ?」
サラダを口に運びモグモグと噛みながら
僕に…
この僕に話しかけてきたんだ
突然の事で慌てる僕
そんな僕を見ようともせず、彼女は話し続けた
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