エピローグ

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そして血の黙示録戦争から25年… 2049年世界はアビリターとノーマリター同士が一緒に生活出来るところまで、成長していた。 だが安息の日々は無くなろうとしていた… 春の暖かい風が俺の体を包んだ。 俺の名前は「井野 京介」世界でまだ能力が高校生で開花していない男だ。 そして今日入学式があり家から学校までの距離は20キロあり、それお自転車で残り30分で着かないと高校生活初日にいきなり遅刻する事になる…それだけは避けないとならない。 「やってやる…」 俺は今自分に出せる速さで自転車をこいでいる、いける!…わけもなく入学式が始まって45分がたった。 「はぁ~、まじかよ…」 落ち込んでいると後ろから足音がした、振り返って見ると凄く綺麗な女の子が息を荒くしながら走って来た。 「はぁはぁ、良かった遅刻したの私だけじゃなかったみたいで」 綺麗な水色の髪の毛のショートヘアーの女の子は俺と同じで遅刻者だった。 「君って新入生だよね?」 「そうですけど、あなたも?」 「そうだよ!私 月ノ輪 鈴って言うの、同じ遅刻者同士仲良くしようね!」 鈴って名前の女の子は満面の笑顔でニコっと笑った。 「僕は 井野 京介よろしく!」 鈴さんの笑顔は凄く綺麗で見てたら恥ずかしくなった。 「あっ!いけない、早く行かないと入学式終わっちゃう、京介早く行こ!」 僕は鈴さんに手を取られながら体育館に向かった
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