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それに体の麻痺も消えてるし、それにこの溢れ出すような力はなんだ?…嫌、そんな事はどうでもいい。
今ならあいつらを倒せる!
「でやぁぁ!」
相手の技をよけ、俺は懐に入った。
「何!?」
そのまま、俺は渾身の一撃を相手の腹に殴った。
俺が殴った相手は空中で回り、落ちた。
「亮!貴様ぁぁ」
ユージは鈴さんえの攻撃を止め、俺に向かって襲いかかってきた。
だが相手が俺に攻撃意識を出すと、やはり動きがスローになった。
ユージの風魔七砕陣は透明な七枚の風の剣を砕く様に攻撃する技らしい。
俺は風の音を頼りに、高速で斬りかかってくる風の剣を避けながら、徐々に前進した。
「く…くそ!何で当たらないんだ!?」
「無駄だ…」
そして相手の懐まで俺は能力を使い、高速で走った。
「なっ!…」
相手は驚き一瞬だけ攻撃が止まった。
俺はこの機会を逃さず、開花したばかりの力で相手の腹に一撃を与えた。
「ピィー、試合終了勝者Gチーム!」
試合が終わり、先ほど戦った生徒は俺のパンチを食らって気絶したらしく、先生達に担架で運ばれた。
そして今日の能力測定選抜戦は俺以外は無事に終わった。
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