最凶鬼畜悪魔な脇役の転入

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俺は、まず職員室に行き担任になる先生に挨拶し、自分の転入するクラスに向かった。 「じゃあ、私が入ってって言ったら、入って自己紹介してね。」 「はい。分かりました。」 俺の担任の先生は女で、29歳独身らしい…… 顔は悪くない。スタイルもまぁ普通に良いと思う。なのに結婚出来ないってことは、先生って職業はモテないって事なんだろうな。 てか、あの先生の名前聞き流してて覚えてねーや。 「……では入ってきて下さい。」 っと、どうやら思い耽っていたら出番が来たようだ。 俺はドアを開け、教室に入った。 「はい皆さん。2-B組に転入してきた鬼道 凶夜(キドウ キョウヤ)君です。鬼道君、挨拶ね。」 ざわついた生徒を見渡すと、今朝見たイケメンと、その取り巻きの内2人が居た。 そこで、先生に言われたから挨拶し始める。 「あ~っと…鬼道 凶夜です。趣味は楽しいこと全般。特技は、楽しいことであれば誰にも負けないこと。好きな物は、なんだろ?楽しい物?嫌いな物は、虫。ちなみに、悪戯で俺に虫を投げつけて来たら、問答無用で下半身不随にさせるから覚えておけ。音楽は洋楽からアニソンまで、気に入ったものは何でも聞く。取りあえず、これからよろしく。」 「はい、よろしく。鬼道君の席はそこだからね。じゃあホームルーム終わり。」 俺は指差された席に座った。どうやら取り巻きの内の1人の 後ろなようだ。 楽しくなってきた。
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