最凶鬼畜悪魔な脇役の放課後

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「うめぇ~。ビーフストロガノフってご飯にも合うんだな!」 「パンにつけて食べるのも美味しいですわよ。」 「日本人ならご飯でしょ~♪」 「はいぶりっとさいきょう。」 「ちょっワラワラ。両方とかセコすワラワラ。因みにわたすはパン派だすワラワラ。鬼道君は……」 「俺は餅だ。試しにやってみたが、悪くない。」 「ブホッ!!餅ですかワラワラ。わお、外はカリッと中はモチモチですね。餅だけにワラワラ。」 皆それぞれの主食で、ビーフストロガノフを食べていた。 「そういえば、鬼道は何で一人暮らしをしてるんだ?」 イケメンが聞いてくると、他の奴らも聞きたそうな目で見てくる。 「何で、俺の過去をそこまで知りたがるのか知らんが、敢えて言うならば、家族と上手くいっていないだけだ。」 「そんな!!それだけで一人暮らしさせられてますの!!あまりにも酷すぎですわ!!」 「鬼道君かわいそ~。」 「ひどいかぞくだ。」 「流石にそりゃあ笑えねーですよ。」 「鬼道!!家族の所に行って話しをつけるぞ!!」 全員が怒りをあらわにして立ち上がるのを、俺が落ち着かせ座らせる。 「まぁ、聞いてくれ。仲は悪い訳じゃ無いんだ。ただ、俺の家族は全員が異常なだけなんだ。」
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