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香「ひとりかくれんぼの事を友達に話したのは、
私なんです。
最初は…
遊び半分で友人…美香にその話しをしたんです。
でも…
ひとりかくれんぼを調べている友人は、
何か焦っているようで…
そしてその頃から、
美香の行方が解らなくなって…」
話をしていた途中、
香子さんが涙を出して泣き始める。
香「グスッ…ヒグッ…
私が…
ひとりかくれんぼに興味を持たなかったら…
私が…
美香にそれを薦めなかったら…
こんな事には…ならなかったのに…」
目の前で泣く香子さんを見て、
俺は心に決断した。
霊「…香子さん。
香子さんの友人は今日の夜でも俺達が探すよ。
必ず見つけみせる。」
俺がそう言った瞬間、
香子さんの顔が輝いた。
だが、
すぐに顔をふせ。
俺達に言った。
香「あ…あの…
私も、
あなた達と一緒に美香を探したいです!!」
霊「………」
俺が天童3姉妹にアイコンタクトをすると、
3人が頭を縦に振った。
霊「…分かった。
じゃあ危険かもしれないが。
また今晩、
学校前で集まろう。」
香「はい!!
ありがとうございます。」
そして香子さんがそう返事して部室を出て行った。
そして今日の授業等が終わり、
夜になった。
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