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夜の一時頃。
俺達は香子さんが校門前で来るのを待っていた
霊「うぅ…今日も冷えるな…」
朱『ねぇ霊也。
今日来た香子って子をこんな時間に呼び出して、
本気で来ると思ってるの?』
遥『第一、
何でこんな時間にしたんですか?
7時とかでも良かったんじゃ?』
腕をさすっていた時、
遥と朱乃から質問攻めを喰らい、
俺は頭を掻きながら答える。
霊「いやだって、
7時頃だったら先生居そうだし…
人が居なくなるこの位が丁度いいのさ。」
香「お待たせしてすみませ~ん!!」
俺が2人に説明した時、
東側の道から香子さんがやって来た…
香「きゃっ!?」
…しかし、
転んでしまった。
…今こける要素あったか?
霊「だ、大丈夫?」
香「は、はい。
すいません。
私いつもトロくて…」
そう言って顔を上げた香子さんは、
眼鏡が無く、
かなりの美少女だった。
霊「!!///
(や、やべぇ…
眼鏡の時より可愛い…)」
香「あ…あれ?
眼鏡…眼鏡が…」
香子さんは転けた拍子に落とした眼鏡を探していた。
と、
朱『はぁ…
しょうがないわねぇ。』
朱乃が落ちていた眼鏡を拾い上げて、
香子さんにかけた。
香「あ…
あ…ありがとう…ございます///」
霊「え?
あ…あぁ…
さてと…そろそろ行こうか香子さん。」
香「は、はい。
あ…でもどこから入るんですか?」
霊「秘密の抜け穴があるんだよ。
まぁ着いてきて。」
俺は和仁と香子さん。
そして天童3姉妹を連れて、
秘密の抜け穴に向かった。
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