第一章 ひとりかくれんぼ

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夜の一時頃。 俺達は香子さんが校門前で来るのを待っていた 霊「うぅ…今日も冷えるな…」 朱『ねぇ霊也。 今日来た香子って子をこんな時間に呼び出して、 本気で来ると思ってるの?』 遥『第一、 何でこんな時間にしたんですか? 7時とかでも良かったんじゃ?』 腕をさすっていた時、 遥と朱乃から質問攻めを喰らい、 俺は頭を掻きながら答える。 霊「いやだって、 7時頃だったら先生居そうだし… 人が居なくなるこの位が丁度いいのさ。」 香「お待たせしてすみませ~ん!!」 俺が2人に説明した時、 東側の道から香子さんがやって来た… 香「きゃっ!?」 …しかし、 転んでしまった。 …今こける要素あったか? 霊「だ、大丈夫?」 香「は、はい。 すいません。 私いつもトロくて…」 そう言って顔を上げた香子さんは、 眼鏡が無く、 かなりの美少女だった。 霊「!!/// (や、やべぇ… 眼鏡の時より可愛い…)」 香「あ…あれ? 眼鏡…眼鏡が…」 香子さんは転けた拍子に落とした眼鏡を探していた。 と、 朱『はぁ… しょうがないわねぇ。』 朱乃が落ちていた眼鏡を拾い上げて、 香子さんにかけた。 香「あ… あ…ありがとう…ございます///」 霊「え? あ…あぁ… さてと…そろそろ行こうか香子さん。」 香「は、はい。 あ…でもどこから入るんですか?」 霊「秘密の抜け穴があるんだよ。 まぁ着いてきて。」 俺は和仁と香子さん。 そして天童3姉妹を連れて、 秘密の抜け穴に向かった。    
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