第一章 ひとりかくれんぼ

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和「お…おいおいおい!? 冗談じゃないぞこれ!? 一体、誰の死体なんだよ!?」 和仁はパニックになって、 首に明かりを向ける。 何の偶然か、 切断された首は顔をこっちに向けていた。 香「!! そ…そんな…美香なの?」 顔を照らした瞬間、 香子さんが首に言った。 霊「え!? じ、じゃあ…この死体は…」 香「そんな… いや… いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」 絶望したように、 突然香子さんが悲鳴を上げた。 霊「お、落ち着いて香子さん!」 香「美香が!! 美香が!! 私のせいで…美香が!!」 香子さんはすでに錯乱状態で、 頭を抱えてとにかく叫ぶ。 その時、 ペタ…ペタ…ペタ…ペタ…ペタ…ペタ… 死体が転がった方の階段からさっきとは違う足音が聞こえ、 そして、 『ミツケタ…』 階段から、 白いワンピースを着た女が現れた。    
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