第一章 ひとりかくれんぼ

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香「!!」 霊「香子さん!! 自分も死ねばよかったとか、 冗談でも言っちゃダメだ!! それじゃ、 死んだ美香さんにきっと顔向け出来ない!!」 香「でも…でも!! 美香を殺したのは私」 霊「違う!! 美香さんが死んだのはあなたのせいじゃない!! それだけで、 自分を責めるのは駄目だ! それに…」 俺は香子さんを強く抱きしめた。 香「!?/// あ、あの、霊也さん!?///」 霊「香子さん!! あなたは今生きている!! 今こうやって君を抱きしめられる!! 君に触れれる!! 君を見る事が出来る!! それが今君が生きている証明なんだ!! 生きる事を諦めちゃだめだ!!」 香「…!!」 俺が香子さんを抱き締めながら叫んだ。 朱『ちょっと!! あんたはいつまでその子にひっついてるのよ!!』 俺はそこで朱乃に言われて香子さんから離れる。 霊「あ…えっと… い、今のはつい熱くなって…」 俺が朱乃に弁解してると、 香子さんが俺に言った。 香「生きる事を諦めちゃだめ…か。 霊也さん、 あなたのおかげで目が覚めました。 きっと美香も… 私が死ぬ事なんて望まない。」 霊「…あぁ。 さてと、 香子さんが元に戻った事だし、 解決法を考えよう。」 俺は今までの状況を整理するように、 考え始めた。    
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