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香「!!」
霊「香子さん!!
自分も死ねばよかったとか、
冗談でも言っちゃダメだ!!
それじゃ、
死んだ美香さんにきっと顔向け出来ない!!」
香「でも…でも!!
美香を殺したのは私」
霊「違う!!
美香さんが死んだのはあなたのせいじゃない!!
それだけで、
自分を責めるのは駄目だ!
それに…」
俺は香子さんを強く抱きしめた。
香「!?///
あ、あの、霊也さん!?///」
霊「香子さん!!
あなたは今生きている!!
今こうやって君を抱きしめられる!!
君に触れれる!!
君を見る事が出来る!!
それが今君が生きている証明なんだ!!
生きる事を諦めちゃだめだ!!」
香「…!!」
俺が香子さんを抱き締めながら叫んだ。
朱『ちょっと!!
あんたはいつまでその子にひっついてるのよ!!』
俺はそこで朱乃に言われて香子さんから離れる。
霊「あ…えっと…
い、今のはつい熱くなって…」
俺が朱乃に弁解してると、
香子さんが俺に言った。
香「生きる事を諦めちゃだめ…か。
霊也さん、
あなたのおかげで目が覚めました。
きっと美香も…
私が死ぬ事なんて望まない。」
霊「…あぁ。
さてと、
香子さんが元に戻った事だし、
解決法を考えよう。」
俺は今までの状況を整理するように、
考え始めた。
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