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どれくらいの時間が過ぎたのか、
俺達はひたすら本を探し続けていた。
しかし、
それっぽい本は見つからない。
和「くっそー!!
どの本に隠してるんだよ!!」
霊「確かに、
ねぇ香子さん。
本当にどんな本か覚えてない?」
香「はい……あっ。」
霊「どうしたの?」
香「私、
美香と一緒に読んでた本があったんだった…
多分、
その本にぬいぐるみを隠したと思います!」
霊「本当に!?
それは一体どんな」
俺が香子さんに本の事を聞こうとしたその時、
ドン!!
全『!?』
扉から激突音が聞こえ、
扉を見ると…
香「きゃあ!?」
『ヒヒヒ…ミツケタ……』
図書室のドアにあの女がへばりつき、
笑いながらドアを叩いていた。
霊「あまり時間がない!!
とにかく本を探そう!」
香「はい!!」
自身の身の危険を感じ、
俺達は急いで本を探しはじめた。
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