story3、泪の池

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メアリ「私は…メアリアン…。」 シャ「そうか、それなら愛称はメアリーだな!」 メアリ「メアリー……」 初めて聞く 嘘のない私だけに向けられた言葉 それだけで何だか 胸が暖かくなっていく シャ「私にも愛称を付けてくれないか?メアリー。」 メアリ「え…愛称…?」 ルー「何でも良いのよ。」 恥ずかしそうにしているシャロリーナはどこか高鳴る胸を隠しきれないでいるのが分かる メアリ「それじゃ…貴女の愛称は…シャロン、シャロンよ。」 シャ「シャロリーナでシャロンか!まぁ良い響きだ!」 ルー「私はルーチェのままで良いわ。」 シャ「恥ずかしがらなくても良いのに…さて、愛称が決まってこれからどうするかだ。」 そうシャロリーナが話題を切り替えた時、空腹の音が響き渡った ルー「あら…?」 音と同時にメアリアンの顔が真っ赤に染まっていく シャ「メアリーは腹が減っていたんだったな。」 何を思い立ったのかシャロリーナはしばらく黙り込んだ
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