‐蔵の巻‐

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天真「ドアノブがない……」 詩紋「嘘……」 天真「じゃ、見てみろよ」 詩紋はドアノブの方を見た。 本当にドアノブがなかったのだった 詩紋「何でないの?」 天真「そ、そんな事より探すんだ!」 天真と詩紋は慌ててドアノブを探した。 天真「詩紋君。お前の右手に持っている物、何だ?」 え?という顔で詩紋は首を傾げ 右手を見る。 詩紋「あ……あぁぁぁ!!」 あかね「どうしたの?2人とも」 詩紋は真っ青な顔になって、あかねを見た。 詩紋「ドアノブが…取れて…壊れちゃった……」 4人の間に沈黙が流れる。 辺りを見たあかねが あかね「あぁぁぁ!!」 頼久「どうしましたか?神子殿!」 あかね「せっかく片付けたのに、また散らかった」 天真達は唖然となった。 天真「あかね…お前……」 あかね「何?天真君」 天真「この状況で…なに外れた事…言ってんだ!」 あかねは不思議そうに首を傾げ天真を見た。
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