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『俺からは逃げられないって知ってるはずでしょ?死んでもらう。今度こそ。』
(誰だろうか…
俺はこの声に聞き覚えがない。)
『無理よ。貴方なんかにそのACは倒せない。死ぬのは貴方よ。』
(そんな通信を聞きながら、俺は敵へと機体を滑らせる。)
敵は背中に6本のチェーンソーのような物を背負っている。
「なるほど、オーバードウェポンか。」
――オーバードウェポン(以後OW)を持った機体はそれを起動する――
「おいおい、OWは『あらゆる劣勢を覆す可能性を秘めた』兵器だぜ…」
『あぁ?ヤってみろよ!!』
両者の死闘が始まった。
敵は果敢に攻めてくる。
OWの起動時間は限られている……はずだった。
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