町と奴隷市場

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~盗賊 side~ 俺達は一仕事終えて宴会をしていた。 お頭や仲間と騒いでいれば、林の奥から女が出て来た。 その女は、黒いコートを羽織り、中には胸を強調させたキャミをきて、長ズボンとブーツに包まれた長い足を動かし、此方へゆっくりと近づいて来る。 「おっ!すげー上玉じゃねえか!?」 「すげー、俺好み!!」 「こっち来いよ!ねぇちゃん!」 そんな声がする中、お頭は顔を真っ赤にして女の方を見ていた。 女は薄く笑い、 「覚悟しやがれよ、クズ共。」 そう言ったと思えば、俺の意識はなくなった。 ~盗賊 side end~
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